Queen - Play The Game (Official Video)

『クイーン』にとって、全米で最も成功を収めたオリジナルアルバム『ザ・ゲーム』(当然、全英最高位1位)の1曲目を飾り、3枚目のシングルとして全英最高位14位、全米最高位42位を記録しています。

いきなりの「シンセサイザー」がスペーシー感を与えるのは、同時期に『ザ・ゲーム』制作途中で、同名映画のサウンドトラック『フラッシュ・ゴードン』(全英最高位10位、全米最高位23位)の録音が挟まった事が影響している気がします。

ただし、曲的にはそれまでの『クイーン』(フレディ・マーキュリー作風)の沿線上に位置するとおもいます。ただ、それまでと大きく異なるのは、おそらくもっと「大仰」な長い曲では無くコンパクトにまとめた事だと感じます。

英国では、『セイヴ・ミー』(全英最高位11位)を挟んで、『地獄へ道づれ(Another One Bites the Dust)』の大ヒットに引き継がれる役目を果たす事となりますが・・・。

アルバムタイトルに、明らかに影響を与えたこの曲がシングル化されるのは当然であった気が改めてするのです。(個人的に思い入れがあるという理由もありますけどね。)

その件に触れるかは未定ですが、本編は明日UP致します。


何ともシンプルで低予算なPVですが、「ブライアン・メイ 」がストラトキャスターを使用しているのが一番の売りかもしれませんね。ただし、録音時は「レッド・スペシャル」でしょうけどね。(音は、モロですもんね。)

The Game (+ Bonus Track)
Hollywood Records
1991-06-17
Queen

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『アルバム、シングル(2曲!)が全米1位を獲得した、セールス面での彼らのピークとなった作品。アルバム全体の統一感などはお構い無しだが、とにかく個々の曲の出来が尋常でなく凄い。
シングル曲はグレイテスト・ヒッツでも聴けるが、アルバムでしか聴けない名曲がずらり。ライブでも度々演奏されたブライアン流ファンクで、ドラムとベースのソロまである贅沢なTRK2、ジョンの優しいメロディ爆発のTRK4、ロジャーとフレディのデュエットでニューウェイヴ風のハードロックを聴かせるTRK6、ブライアンの切ない歌声に涙するバラードTRK8などなど。サウンド面でも顕著な特徴がある。このアルバムからそれまでの英国人ロイ・トーマス・ベイカーを離れ、ドイツ人のラインハルト・マックをプロデューサーに据えた。塊??独特の、音数の重ね方は抑え目で、しかし音1つ1つの輪郭と質感を際立たせる「コクがあるのにキレがある」というアプローチは、従来の彼らにありがちだった重厚長大傾向のサウンドを、シンプルでタイトな方向にシフトすることに成功している。シンセの利用開始といい、クイーンのカタログの中でも分岐点の1つとして重要なアルバム。』(購入者レビューより)

「ノー・シンセサイザー」からの縛りを解禁したアルバムですが( (註:No Synths'クレジットは既に『世界へ捧ぐ』の時点で抜けている。)、だからといって『クイーン』のサウンドが大きく変化した訳では無く、逆に音楽性を含め更なる飛躍と遂げた事が、念願の全米最高位1位獲得に貢献したのだと思います。

個人的には、次作のオリジナルアルバムである『ホット・スペース』(全英最高位4位、全米最高位22位)も嫌いでは無いのですが・・・。そろそろ再評価されても良い気がします。そういう意味では、『ザ・ゲーム』の代償はメンバーの不仲やクレジット問題が解消される1989年5月のアルバム『ザ・ミラクル』まで待たされる事になった気がするのです。(サウンドトラック『フラッシュ・ゴードン』は除いています。)

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