いったい何が「正常」なのか。。。

今日のタイトルは、「精神科医」で「大正大教授」でもある『野田 文隆』氏の文章から引用しました。ぜひ、「http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/624063/」を参照して頂けると幸いです。

『精神疾患』というと、「健常者」の方は「異常」と認識するのが普通だと思います。
また、そう診断された「患者」本人さえも、そう認識する方が多いと思うのです。そのような方は、決して「異常」ではないのです。

その診断を受け入れられない人の方が、はるかに「病状」、「症状」共に悪化しているはずです。「精神科医」でもない私が断言する訳にいきませんが。。。

少なくとも、2週間に1回「精神科」に通院してきて、周りの患者さんを長期間観察してきて、見た目で「異常」な方など一人も存在していません。だから、通院可能なのです。

『野田 文隆』氏は文章内で、『「異常」ではなく、「故障」である。』と指摘しています。
勿論、「修理」には時間がかかる場合もありますし、「修理」不可能な場合さえ存在しているかもしれません。

そして、1番の問題は「修理工」の技術なのです。つまり、受診した「精神科医」次第と言っても過言ではないのです。

「修理」可能な方が、下手な「修理工」の技術で壊される事が、私には耐えれないのです。これは、『精神疾患』を患っている方だけでなく、その方のサポートする立場の「家族」、「友人」等の理解にも左右されるのです。

この事に気付くのに、約4年半の時間がかかりました。ですが、私と同じ過ちを一人でも防げれば、それだけで十分なのです。

正直、「現代社会」の『精神疾患』に対する理解度は、「誤解」も含め醜い状況と言わざるを得ません。むしろ、「差別」状態であった頃よりも、醜い「区別」という側面がある事も否定できないと感じています。

「健常者」の方は、『自分は、絶対に「正常」だ。』と言い切れるのでしょうか?
『私は「正常」だ。』と主張すればするほど、おそらく何かしらの『精神疾患』の診断をされる可能性が高いと思います。

通常「精神科医」による、「問診」のみで判断されてしまうのです。
現代社会で「ストレス」を抱えていない人など、存在しているのでしょうか?

『自分は、「ストレス」など感じていないし、そもそも「ストレス」などに弱くない。』と言う方もいらっしゃるでしょう。ですが、そう振舞っているだけで、あなたは「パーソナリティ障害」の疑いを指摘される事になるでしょう。

『長崎大学名誉教授の「中根允文」氏は、「適切な治療を受けているうつ病患者は全体の4分の1に過ぎない」』、とさえ指摘しているのです。

確かに「初診時」は、かなり重症な「うつ症状」であった事は否定しません。
しかし、本当の『精神疾患』状態に至ったのは1年半後であったと考えています。その後は、『精神障害者』へ一直線でした。

私のように、年齢が高いと『精神障害者』から抜け出す事は、非常に厳しいのが現実です。まして、「健常者」の方でも、リストラされたら「社会復帰」は厳しいのが現状なのですから。。。

これで、私の人生の「ロスタイム」の役割は果たした気がします。今後の事は、全く考えていません。仕方がないですよね。すでに、「修理」不可能なのですから。。。



                 自分の限界が どこまでかを 知るために
                      僕は生きてる訳じゃない
                                        作詞:KATE

この曲の中で、「痛む心に 気が付かずに 僕は一人になった 」という歌詞があります。曲自体は、「雨は やがて あがっていた 」と新しい道に進む事になるのですが。。。

確かに、「時」が解決してくれる場合も多いと思います。そして、新しい出会いが生まれれば「想い出」に変わっていくのでしょう。ですが、その場所から「抜けられない人」も多く存在しているのです。

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『パーソナリティ障害とは、偏った考え方や行動パターンのために、家庭や社会生活に支障をきたしている状態のこと。愛を貪る、賞賛だけがほしい、主人公を演じる、悪を生き甲斐にする、傷つきを恐れる…現代人が抱える生きづらさの背景には、ある共通の原因があるのだ。本書は、境界性、自己愛性、演技性、反社会性、回避性など、パーソナリティ障害の10タイプそれぞれについて、克服や援助の際にポイントとなる点を具体的に記す。精神医学的な観点から書かれた生き方術の本。』(「BOOK」データベースより)

「パーソナリティ障害」だけでなく、「精神疾患」全体に言える事ですが。。。
『正常と異常を明確に区別できるものではなく、どこまでを「障害」と表現するのかという問題がある。』という部分が、非常に曖昧なのです。

私も、全く疑いませんでした。むしろ、「病名」を得て救われた気さえしていました。
現在では、「薬」や「主治医」に対する『依存』の方が、むしろ恐ろしい結果を招くとさえ感じています。気付くのが遅かったのかも知れませんが。。。

PS.正常な判断ができない時に、上記の「本」等を読む事はお勧めできません。いかに、サポートするかの手助けにしかならないのが現状なのです。

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この記事へのコメント

耕作
2013年04月12日 16:25
少年時から5歳上の兄に陰湿ないじめを受け続けそして小五の頃になると父もそれに加わるようになりました。

二人の暴力に抵抗し、暴れた私は警察に通報され刑務所に行くか精神病院に行くか聞かれ精神病院を選びました。そして薬を飲まされてから原因不明の症状に冒されるようになりました。

何が異常で何が正常なのでしょうか?人は皆どこかおかしいところがある筈。それが社会にとって好ましくない。社会主義的な考えから来てると私は考えます。でも、そんなはみだしものが新しい何かを作っていくかも知れない。本人の努力次第ですが。
ケイリンキング
2013年04月12日 21:17
「効うつ剤」の危険性や、「精神科医」の件に関しても何度も取り上げてきました。ですが、残念ながら身近に該当する方が存在しないと関心の無い方が多いのが現状です。

ですが、自分の経験を少しでも活かせればと考えている事はご理解頂けると幸いです。

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